どーもー。
たなかです。
突然ですが、あなたは今、好きな人にモテたいと思っていませんか？
でも、どうすればモテる男になれるか解らないと悩んでいるのではないでしょうか？
もしそうなら、この記事はあなたにぴったりかもしれません。
この記事では、恋愛においての印象操作のコツを紹介したいと思います。
恋愛においての印象操作とは、相手に自分の事を興味を持ってもらうために、ちょっとしたテクニックを使って相手に与える印象を変えることです。
印象操作というとちょっと怖い感じもしますが、実は多くの方は無意識に行ってたりします。
例えば服装に気を遣うことも広い意味で「印象操作」と言えるでしょう。
この記事ではさらに一歩、進んだ「印象操作」をお伝えしてみたいと思います。
そうすることで、相手が自分のことを考える時間を増やしたり、自分に対する気持ちや関心を高めたりする効果が期待できます。
人は、頭の中でよく考える相手に対して感情を持ちやすいと言われているので、相手に自分のこと多く考えさせることで、相手の心を引き寄せる事ができます。
例えば、相手に話しかけるときに、自分の名前を何度も繰り返して言うという営業テクニックがあります。
これは、自分の名前を覚えてもらうだけでなく、相手の記憶に自分の存在を強く残すテクニックとも言われます。
このように印象操作は、相手に自分の事を好意的になってもらうために効果的な方法です。
印象操作の方法は色々とありますが、今回は特に知ってもらいたいテクニックがあります。
それが、
ツァイガルニク効果
という心理学の現象を使ったテクニックです。
この記事では、ツァイガルニク効果のメカニズムや恋愛における効果、使い方や注意点、関連するテクニックなどを解説します。
ぜひ、この記事を読んで、好きな人との良い関係を築けるようにがんばりましょう。
目次
ツァイガルニク効果とは？
ツァイガルニク効果とは、何かを途中でやめると、それが気になって忘れられなくなる現象のことです。
この効果は1920年代、旧ソビエト連邦（現ロシア）の心理学者であるブルーマ・ツァイガルニクによって発見されました。彼女は、カフェでウェイターが客の未払いの注文を正確に覚えていながら、支払済みの注文はすぐに忘れてしまうことに気づきました。
この発見が起因となり、実験を行い、「未完了なことに対しては脳が活性化して記憶に残りやすいのに対して、完了したことに対して脳がリラックスして記憶から消えるというメカニズム」を見出しました。この効果は彼女の名前を取ってツァイガルニク効果と呼ばれています。
なぜなら、相手の心に未解決の問題として自分の存在を残すことで相手の興味を引きだすことできるからでです。
また、相手が自分のことを考える時間が増えれば、自然と好意が高まっていくという心理学の法則もあります。
この法則は「単純接触効果」と呼ばれるもので、後で詳しく説明しますが、この効果は物理的に会う回数が多いほど、信頼感や好意など得れると言われています。
また、相手をことを考える回数でも「単純接触効果」を得れるといわれています。
つまり、相手に自分のことを考えさせることが「モテる」ことに繋がというわけです。
ちょっとは気になりますよね？
次章からそのツァイガルニク効果のコツや注意点を詳しくお伝えします。
ツァイガルニク効果を使った印象操作のコツ
前章でもお伝えした通りツァイガルニク効果とは、何か途中でやめると、それが気になって忘れられなくという現象のことです。
この効果を恋愛において上手に使用できれば、相手の脳内で「未完の状態」で存在し続けることができます。
つまり、
「あなたのことを考える時間がふえる」
ということです。
そして相手の脳内であなたのことを、考えがちにすると「認知的不協和の解消」によって気になる存在になれちゃうわけです。
※「認知的不協和の解消」については以前に記事にしたので気になる方はこちらをどうぞ。
つまり、ツァイガルニク効果は相手に「未解決の状態」を作り出すテクニックだということです。
そのことを踏まえて具体的にどうすればいいのかをお伝えしていきます。
話の途中で中断する
話を中途半端なところで中断することでツァイガルニク効果が働きます。
良い感じで相手との会話が盛り上がっていたり、相手の興味のある話題のときに、中途半端なところで会話を中断します。
そうすることで相手に続きが気になる状態、つまり「未完の状態」を作り出すことができます。
会話を中断する方法としては
例えば
あっ。おれこっちだから続きはこんど話そうね
とか、
電話している時は
ごめん。充電切れそう。また、こんど話そう。
みたいな感じです。
ポイントは「まだ話したいけど、仕方なく」と思わせる理由がベストです。
話を中断するために＂わざと＂相手のことを邪険に扱う「上級テクニック」もあるらしいですが、個人的にはおススメしてません。
かなり「自信」があるかたはいい方法かもしれませんが失敗するとただの「勘違い野郎」になってしましますので、危険です。
ですので、「あなたともっと話したいけど、仕方なく中断しないといけない」みたいな感じで思わせる理由を考えましょう。
この「話の途中で中断する」ことはＬＩＮＥなどのやりとりでも使いやすいのでやりすぎには注意が必要ですが、会話が盛り上がったときに「返信をちょっと遅らせる」みたいな感じで使用しましょう。
約束をキャンセルする
これはちょっとズルいテクニックですが、「約束をキャンセルする」行為でもツァイガルニク効果は発動します。
もちろんやりすぎのは注意は必要ですが、相手の気持ちをコントロールするテクニックでよく使われているので一応、紹介しときます。
行動経済学では「プロスペクト理論」でも証明されていますが人は「利益」より「損失」に過剰に反応してしまいます。
約束するまでの関係性にもよりますが「あなたが気持ちを失うかもしれない」と思わすことができたら、ツァイガルニク効果であなたのことを考える時間も、もちろん増加しますが、プロスペクト理論であなたに夢中にさせることも可能になってきます。
ですので、「約束をキャンセルする」前にある程度、相手との関係性を作っておく必要があります。
その辺の話は
を読んで見てください。
自分の特技を小出しにする
「自分の特技を小出しにする」ことも、ツァイガルニク効果を刺激するのに有効な手段です。
女の子が興味や好奇心を持つことが特に良いです。
例えば
「手相（占い）」
や
「マジック」
などです。
他にも「おススメのお店」など相手が興味ありそうなことを「もっと知りたい」と思わせることが重要です。
特技じゃなくても自身の「秘密」な部分を話してもいいです。
「秘密」の内容を話す場合も一度に全て話すのではなく「小出し」にしていくことがポイントです。
さらに「ここだけの話だけど．．．。」なんて言うといいでしょう。
これもちょっとしたテクニックなのですが相手に「秘密事」を話すことで、相手の「自己重要感」を満たすことも出来るので、秘密事や自身の弱点など小出しに話すことは、ツァイガルニク効果と相手の自己重要感を満たすことを同時に刺激することができちゃいます。
「おれには相手が喜びそうな特技とないよ」と思われてる方にはおススメです。
以上のような方法で、ツァイガルニク効果で印象操作を行い、相手に自分のことを気にならせることができます。
しかし、使いすぎると逆効果になることもありるので、注意が必要です。
次のブロックでは、ツァイガルニク効果の注意点やデメリットについて説明します。
ツァイガルニク効果の注意点とデメリット
ツァイガルニク効果は恋愛において使えるテクニックだと感じてもらえたと思いますが、使いすぎると逆効果になる可能性があります。
この章ではツァイガルニク効果の注意点やデメリットを紹介します。
相手に不信感や不快感を与える
ツァイガルニク効果を使うために、自分のことを過度に隠したり、話を大袈裟に盛って話していたりすると、相手が自分には本当のこと話してくれないと感じたりして、信頼できなくなってしまします。
また、相手の気持ちを無視して無理やり途中で話を中断したり、自分の都合だけでキャンセルが続いてしまうと相手は不快に思うでしょう。
ツァイガルニク効果を試したい気持ちは理解できますが、一番は相手の感情を尊重することが大切です。
相手に飽きられる
ツァイガルニク効果を使うと、相手に自分のことを気にならせることは可能ですが、それだけでは相手の興味を持続させることは難しいです。
相手が自分の知りたいと思っているときに、情報を極端に与えないと、相手は自分に対して関心を失ってしまう可能性があります。
相手の興味を引くためには、自分のことを少しずつ明かしていくことと、相手のことも知ろうとすることが大切です。
相手に嫌われる
相手の出している＂サイン＂に気が付かずに相手にとって不快なことを行うと嫌われることになります。
例えば、相手が自分に興味がないのに自分の秘密を押し付けるようなことをしてしまったり、相手のプライバシーを侵害なんかすると、相手は嫌悪感をいだきます。
ツァイガルニク効果を使うときは相手の気持ちを考えて、相手にとって快適な距離感を保つことが重要です。
以上のように、ツァイガルニク効果を使いすぎると、相手に不快な思いをさせる可能性が高まります。
相手に様子をよく観察して、使用しましょう。
ちなみに観察力が高いことは「モテる男」になるための上位の条件です。
それに関してはこちらをどうぞ
ツァイガルニク効果で単純接触効果も望める！？
これまで、ツァイガルニク効果のついてお伝えしてきましたが、これからお伝えする「単純接触効果」は、ツァイガルニク効果と相乗効果を生むことができます。
何かに触れたり、見たり、聞いたりする回数が多ければ多いほど、そのモノや人に対する好感度が高まる現象のことです。
この効果は、恋愛においても有効で、相手との接触回数が多ければ多いほど、好意が高まりやすくなります。
どうして、この単純接触効果とツァイガルニク効果が相乗効果を生むかというと．．．。
ツァイガルニク効果は相手が自分のことを考える時間が増えるからです。
つまり、相手があなたのことを考える時間が増えれば増えるほど相手の脳内で「接触」してるということになるんです！
そうすると、単純接触効果が働き相手はあなたに対する興味や好奇心を持ってもらえる可能性が高まりわけです。
さらに実際に接触回数を増やして、ツァイガルニク効果を使い「もっとあなたのことを知りたい」と思わせていくことも可能です。
このように、単純接触効果とツァイガルニク効果は、相手に自分のことを好きになってもらうために、効果的に使うことができます。
しかし、注意点もあります。
それは、単純接触効果は「嫌いな（苦手）相手と接触が多いほど、さらに嫌い（苦手）になる」というところです。
これにはとくに注意が必要です。
なぜなら、あなたが「気づかないうちに、嫌われている可能性」もあるからです。
たとえ相手の嫌がる会話もした記憶が無くても嫌われることがあります。
見た目に自信がない方には耳が痛い内容かもしれませんんが、人は「視覚」からの情報に大きく左右されることが解っています。
メラビアンの法則といって「視覚」からの情報になんと50％以上も左右されています。
この情報から解るようにイケメンたちは有利かもしれませんが、まったく可能性がないわけではありません。
先ずは見た目から「好かれる努力」も大切ですが「嫌われない努力」をしましょう。
例えば
服装、髪形、髭、爪は最低限、普段から気を使っておいたほうがいいでしょう。
あとは視覚とはことなりますが、体臭や口臭などにも気を付けてください。
女性はとくに匂いには敏感ですので、気を付けましょう。
メラビアンの法則や「見た目」に関して記事はこちらをどうぞ
このように、ツァイガルニク効果と単純接触効果をバランスよく使うことが重要です。
ツァイガルニク効果だけでは、相手に警戒されて効果を感じれないかもしれません。単純接触効果だけでは相手にしれません。
なので、ツァイガルニク効果で相手の興味を持続させて、単純接触効果で相手の好意を高めるという具合に、両方の効果を上手に使いましょう。
まとめ
この記事では、恋愛においての印象操作のコツとして、ツァイガルニク効果という心理学的なテクニックを紹介しました。
ツァイガルニク効果とは、何かを途中でやめると、それが気になって忘れられなくなる現象のことです。
この効果を上手く使い相手に自分のことを考えさせる時間を増やす方法をお伝えしました。
また、ツァイガルニク効果と単純接触効果という別の心理学の法則を組み合わせると、相乗効果を生むことができることもお伝えしました。
単純接触効果とは、何かに触れたり、見たり、聞いたりする回数が多ければ多いほど、そのモノに対する好感度が高まるという現象のことです。
この効果は、恋愛においても有効で、相手との接触回数が多ければ、自分に対する好意が高まるという法則です。
しかし、ツァイガルニク効果と単純接触効果をバランスよく使うことが重要です。
使いすぎると、相手に不快な思いをさせたり、飽きられたり、嫌われたりする可能性があります。
ですので、相手の様子をよく観察して、自分のことを少しずつ明かしていくことを心掛けましょう。
あなたもツァイガルニク効果を使って、好きな人にモテる男を目指ししましょう。このテクニックは簡単にできるのに効果的なので、ぜひ、試してみてください。
あなたの恋愛がうまくいくことを祈ってます。