
「観察力」「行動力」の大切さは十分に理解できました。
これで、学んだテクニックを活かせそうです。
ありがとうございました。
ちょっとまてよ(キムタク風)
...。
え、えーっと...。
えっ!
えぇぇえー。
急にどうしちゃったんですか?
聞いてるこっちが恥ずかしいですよ。
う、うん。
なんかごめんよ。
でも、最後にどーしてもやってみたかった。
じゃなくて、伝えなければならない事
があるんだよ。
たなかさんどうしちゃったんだろう
あの顔面で(キムタク)は無理があるっしょw
んん。
気になります。
ぜひ、教えてください。
うん。
これで「基本編」は最後になるから
頑張って聴いてくださいね。
モテる男のなる為に 心構え編もこれで最後となりました。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。
モテる男のなる為に 心構え ~其の壱~
では、
「観察力」が大事だということを
モテる男のなる為に 心構え ~其の弐~
では、
「行動力」が大事だとつたえました。
※まだの方はそちらからご覧ください。
そして最後は、奇しくも僕たちが小さい時から耳にタコができるくらい親、先生、周りの大人たちに言われたあのセリフです。
「ちゃんと人の話を聴きなさい」
これがモテる男にはマストでそなわってる「武器」だったんです。
そーです。
小さい時に言われていたあの言葉はあなたを「モテる男」にしようと周りの大人達は願いを込めていたのかもしれませんね。
でも残念ながら、多くの人はこの「武器」の凄さに気づいていません。
ぶっちゃげこの「聴く」ことがちゃんとできたら、テクニックなしでも結構、モテてしまいます。
「俺結構、人の話を聞くタイプなんだけどな」
と思っている方もいると思いますが、
甘いです。
マジで甘いです。
「聞く」と「聴く」
は、似ているようで全然ちがいます。
そして僕が今回、お伝えしたいのは「聴く力」と書いて「傾聴力」です。
多くの人はその凄さや誤解があるために、知らず知らずのうちにやらかしています。
しかし、それは観察力、行動力と同じぐらい「モテる男」になる為には必要なスキルなのでぜひ、この機会にみにつけましょう。
傾聴力が大事
傾聴力=聴く力です。
しつこい様ですが「聞く」と「聴く」は似てるようで微妙に違います。
これをすごく簡単に説明すると
注意深く、耳を傾けるという意味です。
えっ!そんなことなの?
と思いますよね。
解ります僕もそうでしたからw
ですがこの「聴く」という作業は最後にお伝えするだけあって難しい事なんですよ。
だって「聴く」だけでしょ?
みたいな声が聞こえてきそうですが、その「聴く」だけの事が意外とできてないんですよ。
あなたがこの記事をどこで読まれてるかわかりませんが可能なら近くにいる人の会話を聴いてみるといいでしょう。
聞いてるようで聞いていないパターンや自分の話題にもっていこうとしてるパターンなど簡単だと思われている「聴く」という事が意外に出来ていないと驚くはずです。
では、この「聴く」ということがなんで「モテ」につながることかというと色々といわれていますが単純に「優しい」や「思いやり」があると思われるからなんです。
ご存知のとおり「優しい」や「思いやりがある」は女性が男性に求める性格で昔から常に上位にランクインしているタイプになりますよね。
厳密のいうと「優しい」だけではダメですが、そこはまたの機会にお伝えしますのでここでは、「聴く」ことができる男性は「優しい」や「話しやすい」なんて印象を与える事ができちゃいます。
「聴く」だけですよ。
驚きですよね。
また「優しい」「話しやすい」などのポジティブな印象は「信頼」を高めていきます。この印象は恋愛関係で相手との距離を縮める第一歩です。
少しだけ興味が湧いてきましたか?
でわ、この単純だと思われているこの「聴く」という事をもう少しだけ詳しくみていきましょう。
聴く力の本当の意味

冒頭で「聴く」ことがちゃんとできたら、テクニックなしでも結構、モテると言いましたが
どういう事かというと注意深く相手の話を聴くと様々な疑問が浮かび質問することができます。
その一連の流れを繰り返していくと「自己開示」を相手がしてくれる様になります。
この自己開示の頻度が多いほど相手を信用していくとみたいな感じです。
もう少し詳しく説明させていただくと、
信用しているから自己開示した。という事実はわかると思いますが、
「自己開示をしたってことはこの人を信用している」と思わせることができるということなんです。
「認知的不協和の解消」なんて難しい言い方もします。
これは驚きの情報ですよね。
つまり、相手の関係を親密になるには自己開示をさせることが重要だということなります。
この自己開示をしてもらうには、「自己開示の返報性」が有効と言われていますが(これは相手に開示してもらいたければこちらが先に開示しなさいってこと)この「認知的不協和の解消」を上手く使うために「聴く」という能力が必要ってことです。
仲の良い相手と深い話をしたいのは解りますが、
深い話をさせて相手に信用させるってそんな事できるんですか?
もちろん。
初対面の相手を完全に信用させることは
かなりの経験と技が必要だろうね。
僕もそんな芸当はできないよ。
けれど、
ちゃんと自分の事を聴いてくれる相手とはまた、話したくなるって事は
なんとなく理解できるんじゃないかな。
なるほど。
悩みがあったときに自分の話をちゃんと聴いてくれる人に話したくなるってことですね。
そうそう。
そんな感じ。
ほとんどの人って言っていいほどみんな「悩み」をもっている。
その事を仮にあなただけしか、話してなかったら自然と特別な想いを抱いてくれそうなのは想像できるんじゃないかな?
それはそうでしょうね。
相手が自分にしか話せてないとするとかなり周りの人達よりも信用されてる気はします。
相手は友達として話している可能性もあるので自己開示してくれてもそれだけであなたと付き合いたいと想ってくれてるのは別の話だけど、「信用してくれてる」という点では、ほぼ間違いないよ。
この「信用」は相手と深く繋がっていくことではかなり重要なんだ。
だから細かい事はおいといて出会って間もない頃は「相手に信用してもらう」って事に全力に取り組んだ方が上手くいく確率は高いよ。
でも、
自己開示をしてもらうってどんな事を
話して貰えばいいか解りません。
うん。
そこで自己開示の深さのレベルを分けているんだよ。
数字が多くなるほど相手からの信頼も大きくなる。
このレベル分けをできれば憶えて話していくことをおススメするよ。
自己開示にはレベルがある
聴くことが相手に好意を持ってもらうのに大事だという事は理解していただいたと思います。
では、なんでもいいからとにかく相手の話を聴けばいいという訳ではありません。
ありがたいことに頭のいい人たちが自己開示の深さをレベル分けしてくれています。
これをもとに考えていきますのでしっかりと覚えてください。
レベル1:趣味・趣向
・好きなもの(音楽・映画・服装など)
・休日の過ごし方
・最近、楽しかったできごと
・最近、夢中になっていること
レベル2:容易には克服できない困難な経験
・困難な状況を誰かに助けてもらった経験
・困難な状況を乗り越えるために頑張ってきたこと
・つらい経験をどのように乗り越えてきたか
・つらい経験が現在どのように役立っているのか
レベル3:決定的ではない欠点や弱点
・前から「少しダメだな」と思っているところ
・直したいのに、直らない些細な欠点
・時々落ち込んでしまう些細な欠点
レベル4:否定的な性格や能力
・自分の性格のすごく嫌いなところ
・能力に劣等感を抱いているところ
・自分のせいで人をひどく傷つけてしまった経験
ここで気を付けたいのがレベル1から必ず開示してもらってください。
理由は解ると思いますが、一応簡単に述べさせていただくと
人は自分の話を聴いてほしいけど自己開示に抵抗がある
これは自分に置き換えて考えれば納得していただけると思いますが、個人差はありますが自己開示は深くなればなるほど相手の心の負担は大きくなります。
話していて疲れてしまう。
聴き方によってはしつこいなどと「ネガティブ印象を抱く相手」になっては本末転倒なので注意深く相手の反応を観察してだんだんと深いレベルまで聴くようにしていきましょう。
くれぐれも焦りは禁物ですよ。
レベル3.4の話を聴けるようになったら「認知的不協和の解消」が発動していきます。
さらに毎回、深いレベルの話を聴けるようになったら相手からあなたに話を聴いてもらいたくなってきます。
聴くということは?
当たり前ですが深いレベルの話を相手から勝手に話し始めるわけでありません。
傾聴力が高いということは「相手に気持ちよく話をしてもらう技術」です。
具体的には
・共感する相槌
・聴こうとする姿勢
・相手の話をさえぎらない
・理解しようとする質問
などがあります。反対に傾聴力の低い人は
・話題の主役を自分にしてしまう
・相手の意見を否定してしまう
・相手説得しようとしてしまう
・相手の話している最中に別の事に気を取られている
どうでしょうか?思いあたる節がありますか?
慣れないうちは気を付けていないと直ぐにこうなりますのでトレーニングが必要です。
相手に気持ちよく話をしてもらう技術については長くなりますのでまた、別の記事にしていますのでそちらをどうぞ
「自己開示の返報性」の落とし穴
相手に自己開示をしてもうために開示したはずが気持ちよくなってこちらばかりが話してしまった
これだけ聞くとそんな馬鹿なことがあるわけないと鼻で笑い飛ばしてしまいそうですが、実際はこのケースで失敗はあります。
なぜかというと前提としてコミュニケーション能力は一般的に女性の方が高いです。ということは「傾聴力」も女性の方が高いという事になります。
つまり、あなたが「気持ちよく話す」空気を作り出すのが上手いです。
これが「落とし穴」だとおもっています。人は自分の事を話したい生き物です。その中に「あなた」も、もちろん含まれているわけです。
相手に「ついつい色んな事を話してしまった」などの経験はあるとおもいますが、それは「相手の「傾聴力の高さ」と「自分を知ってもらいたい」欲求からくるものだと十分に考えられます。
話したい欲求は強力なので気持ちは解りますがグッとこらえて聴くことに専念してください。
ちなみに相手があなたの事を気になりだしたらこちらが困るぐらいあなたの事を知りたがります。
ですので、そこまでは聴く事に心掛けて会話してみましょう。
聴くと聞くを使い分ける
ここまで読んだ方は「よーし。〇〇さんとの会話を聴きまくってやるぞぉー」と思っているとおもいますが、恐らく失敗しますのでもう少しだけお付き合いください。
単純に「聴く」事は、慣れないうちは集中力がかなり必要になります。
ですので、あまり必要な会話以外は「聞く」事にしてください。
ややこしいと思いますが「聞く」は普段通り会話する感じでいいです。
しかし、普段の自分はあまり反応が薄いと感じている方は相槌の型を憶えておきましょう。
有名なのは、
「さしすせそ」です
・さ→さすがです
・し→しらなかったです
・す→素敵ですね
・せ→センスいいですね
・そ→そうですね
みたいな感じです。
他にも色々ありますので、気になった方は色々調べてみてください。
ちなみに必要な会話というのは、「感情」の部分です。
例えば
「楽しかった」
「悲しかった」
「大変だった」
などのところです。
ここを掘り下げて質問していくとレベルの深い話にもっていきやすいので参考にしてください。
まとめ
正直に感じる事は傾聴力を高めることに明確なゴールはありません。
当たり前ですが世の中には色んな方がいます。
話自体が好きじゃない方もいますし、反対に凄く話をしたくてたまらない人もいます。
ですので一度、上手くいっても全ての人に通用するかというとそうではありません。
「僕は好きな相手の話だけ「聴く」ことができればいい」
と思われてる方がいたらその考えは非常に残念です。
例えば、好きな相手の親友があなたが苦手なタイプだったどうしますか?
それが相手のご両親、兄弟だったらどうしますか?
あらゆる場面を想像したらやはりある程度、苦手なタイプとのコミュニケーションの術を身につける事が「あなた」や「彼女」を守る事になると個人的は考えます。
しかも、今回紹介した「傾聴力」は「テクニック」と掛け合わせることで会話の内容を意図して変える事も可能です。
ですので、簡単でありませんが高めていく事はあなたが今後の対人関係のトラブルも回避できる可能性があります。
先ずは意識することを心掛けて例え初めのうちは上手くいかなくてもあきらめずに何度もチャレンジしてみてください。