一生懸命、会話を盛り上げようとしても会話が続かない
気持ちだけが焦ってしまっていて正直、どうしていいか解らない
もっと仲良くなりたいけど話題がない
あなたはこんな会話のお悩みをもっていませんか?
この悩み僕も痛いほど解ります。
実はいうと僕は、「雑談」が凄い苦手で「目的」もなくただ、延々と話すのが意味のない事だと決めつけていました。
「おしゃべりの男は価値が廃る」
なんてどっかの口数の少ない寡黙な漫画のキャラクターに憧れて、いわゆる「中二病」を発症していた当時は周りの友人や家族はそーとー面倒くさい男だったと思いますw
しかし、そうも言ってられない事件が起こってしまいました。
僕は「恋」をしてしまいました。
そこからは大変です。
それまで、自分から「相手が話したくなる話題」なんて考えたことなんてなかったので、とにかく「自分を知ってもらおうと」空回りの連続です。
今、考えると無理に決まってますよね。
それから少し勉強して「会話は相手の話にとにかく耳を傾けるべし」
なんてどっかの「恋愛本」に書いてあったので中途半端に理解したつもりで相手に
「なんでもいいから話してね」
ってセリフを吐く始末...。
結果は言うまでなく他の男の彼女になっていました(泣)
あなたにはこんな「辛い経験」をして欲しくありません。
いや、正直にいうとそれはそれで「いい思い出」なんですが...(笑)
そう思えるのも今のぼくは初対面の女性を前にしても「会話に困る」ことがほとんど無くなったからだと言えます。
先にお伝えしますと会話上手は「天性による才能では、ありません」
「会話は技術です」
練習すれば誰でも上手くなるスキルです。
ぜひ、この機会に会話力を高めて気になる娘を楽しませ、あなたに興味をもってもらいましょう。
目次
会話の種類ってあるの?
会話には大きく分けて3種類あります。
それを知らずに会話を進める事は、その3種類に隠れた「目的」が解らないまま始めるということです。
なんかそれって怖くないですか?
地図もないまま目的地に向かっている状態ですよ。
迷子になるのは「当たり前」ですよね。
でもって「楽しませる=笑わせる」って思ってる方がたまにいらっしゃいますが、「信頼」とか「信用」してる相手との会話ってくだらない事でも楽しくないっすか?
そうです。
「いつも相手を笑わせる」会話をたとえ出来たとしても「しゃべりのプロ」でもない限りそんなに頑張らなくてもいい事なんですよ。
「でも、印象は良くなるよね?」
って思いますよね。
確かに「印象」は「面白い人」になります。
その印象が「あなたが"苦"じゃなければその印象もいい」でしょう。
しかし、ぼくは芸人さん事を尊敬はしていますが自分がなろうとは考えた事もないのです。
それに「いつも面白い人」に頑張ってなれたとしても、そのレッテルは正直に「面倒臭い」です。
ここで最初の話に戻りますが、会話の「目的」が「相手を笑わせたい」と思っている方はここからの内容は、あまり意味がないかもしれません。
ですのでここからは、「相手を気持ちよく話させる会話」のコツを知りたい方だけ読んでください。
では、まずは会話の3種類とは
「仕事上での会話」
「仲の良い友人、家族、恋人との会話」
「まだ知り合って間もない(初対面)人との会話」
が大きく分けてあります。
少し言い換えると
「仕事上での会話」=「報告や実務的な会話」
「仲の良い友人、家族、恋人との会話」=「信頼関係の強化の会話」
「まだ知り合って間もない(初対面)人との会話」=「信頼できるかの会話」
細かく分けていけばもっとありますが、大体はこんな感じです。
カンの良い方は解ったのではないのでしょうか?
それぞれ「目的」が違いますよね?
例えば、
「仲の良い友人、家族、恋人との会話(信頼関係の強化の会話)」で「仕事上での会話(報告や実務的な会話)」をしたとして「相手が求めている会話」でわない事は解りますよね。
確かに仲の良い友人、家族、恋人との会話でも報告や実務的な会話が必要な時もありますが今回は「相手が楽しくなる会話」に焦点を当てているので必要かどうかではないので、ご理解してくだいね。
で、多くの方は微妙に使い分けてはいますが、どれもほぼ同じ感じで会話をしています。
例えば、
「仲の良い友人、家族、恋人との会話」の感じで「まだ知り合って間もない(初対面)人との会話」していたり「仕事上での会話」でもやってしまっている人が意外に多くいます。
「相手が求めている会話」が出来ないと相手が楽しい気持ちで会話できない事はなんとなく理解できると思います。
何度も言いますが「それぞれ目的が違う」という事を絶対に忘れないでください!
「仕事上での会話」での「目的」は「報 連 相(ホウ レン ソウ)の会話」です。それを上手く伝え方は、有名な5W1Hなどあります。(気になった方は色々調べてみてください。)
次に「仲の良い友人、家族、恋人との会話」での「目的」は「安心を与える会話」です。いわゆる「飾らないでいい関係の会話」って言ったほうがピンとくるかもしれませんね。
で、最後に「まだ知り合って間もない(初対面)人との会話」での「目的」は、「信頼してもらう会話」です。
それぞれの会話の「目的」は
この中でも今回は初対面の人との会話で相手が楽しくなる会話のコツをお伝えします。
相手が楽しくなる会話のコツ
先に結果を伝えると
初対面の女性があなたとの会話を楽しいと思わせる様にするには「信頼」させる事が大切です。
その信頼を稼ぐために「あれこれ」考えないといけないって事です。
そこで「なんで相手を楽しくさせるのに「信頼」が大事なんだよ」
って疑問がありますよね。
解りやすく順番でお話ししますと、
1 相手に信頼してもらう
2 相手が警戒心がほぐれて話しやすくなり相手の情報(趣味・嗜好)がわかる
3 相手が好む話題で質問できる
4 相手が楽しいと思う会話ができる
だいたいこの流れで会話が進めます。
つまり相手が楽しくなる会話は「信頼」してもらうことが最優先ってことになります。
心理学ではラポール形成っていわれますが、これで「この後の関係」は決まるといっても過言ではないので全力で「信頼」をしてもらうように頑張っていきましょう。
会話って流れとかあるよ。
まだ知り合って間もない(初対面)人との会話で仲良くなるには前章でもお伝えしましたが「信頼」や「信用」してもらうことが一番に大事になります。
しかし
「自分の事を信用してね」
っていう訳にもいかないですよね。
あなたが本当に「誠実」な方だったとしても「胡散臭い」印象を与えかねません。
それらを回避できる会話の流れをお伝えしますが、その中にはいくつか心理学のテクニックが含まれています。
このテクニックは本当に「悪用厳禁」でお願いします。
お伝えしますテクニックを使うと相手の懐に難なく侵入できてしまいます。
印象操作なんて言葉を使いますが「あなたが腹の中で"どう"思っていても」相手に好印象を与えてしまう恐ろしいテクニックなのでくれぐれも慎重にお願いしますよ!
では、そのテクニックを先にお伝えしますと
「認知的不協和の解消」
です。
もしかしたら名前だけでも聞いたことがあるかもしれない方がいるかもしれませんが、このテクニックは「詐欺師」などがよく使っているテクニックです。
簡単に説明しますと、
「人は信用してるから悩みを打ち明けるのではなく
悩みを打ち明けるから信用する」
って感じです。
もう少しだけイメージしやすい様にお伝えしますと、
「好きだからキスをした=キスしたから好きになった」
って感じです。
これが「認知的不協和の解消」です。
よくいわれる「脳のバグ」です。
「認知的不協和の解消」がどういってそういうメカニズムになる事を詳しく書きたいのですがそれだけでかなりのボリュームになるのでまたの機会に詳しく説明させて頂くとしてここでは「相手が自己開示した分だけ相手から距離を縮めてくれている」のイメージです。
重要なのは「自分から」ではなく「相手から」という所です。
モテる男はこれを知っています。「相手から」距離を縮ませることが本当に上手なんですよ。
これさえおさえて「会話」を行えば「相手が気持ちよく会話し好印象を与える事が出来ちゃう」ことが可能な会話の裏技的なものです。
では実際の会話の流れは自己開示のレベルに合わせた方が解りやすいと思いますので慣れないうちはこのレベルに沿って相手の深いところまで聴けるように会話の流れを作っていけるようにしてください。
レベル1:趣味・趣向
・好きなもの(音楽・映画・服装など)
・休日の過ごし方
・最近、楽しかったできごと
・最近、夢中になっていること
レベル2:容易には克服できない困難な経験
・困難な状況を誰かに助けてもらった経験
・困難な状況を乗り越えるために頑張ってきたこと
・つらい経験をどのように乗り越えてきたか
・つらい経験が現在どのように役立っているのか
レベル3:決定的ではない欠点や弱点
・前から「少しダメだな」と思っているところ
・直したいのに、直らない些細な欠点
・時々落ち込んでしまう些細な欠点
レベル4:否定的な性格や能力
・自分の性格のすごく嫌いなところ
自己開示の意味や効果とは? ビジネスでも使える自己開示の方法
・能力に劣等感を抱いているところ
・自分のせいで人をひどく傷つけてしまった経験
何となくでもイメージしみてください。
実際の雑談的な会話はテンポよく行われていくので、瞬時に返していく事が多いですよね。
完璧にこの流れに沿って会話を行おうとしていくと「相手の微妙な感情」を逃してしまう事になるので、あくまでも大まかな流れをこのレベルに沿って話してください。ってことですよ。
相手が脱線して話をしていても焦らないで寄り添う感じで会話を進めてください。で、一区切りしたところで更にレベルの深い自己開示の会話に繋げる質問をして会話をしましょう。
始めは難しい事だと思いますが、その後に「付き合いたい!」など恋愛に発展していきたいと思うなら「恋愛系」の話題に無理のない範囲で繋げていく事を意識しましょう。
聴いてる時も大事だよ
会話の流れを大体つかめたところで、あなたの聴き方も注意しなければなりません。
質問の仕方や相槌のやり方など、相手が気持ちよく話させるには多くのテクニックが存在しますが、今回は個人的には一番、重要だと思うことを取り上げてみたいと思います。
それは
「相手のはなしを否定しない」
これは皆さん肌感覚でわかると思いますが、自分の話しに否定的な意見は、やっぱりいい気にはならないですよね?
「相手が間違っていたらどうするの?」
という方もいると思いますが、一旦は相手の話を全部聞きましょう。
どうしても指摘しなければならないと思うのであれば言い方とその後もフォローを気を使い行いましょう。
しかし、知り合って間もない関係、さらにあなたが好意をよせている相手なら、なるべく否定的な意見はしない方が良いです。
その事がきっかけで「価値観が合わない」と思われる可能性がありますので、気をつけましょう。
相手の事を否定しない事を気をつけながらもう少しだけ相手が気持ちよく話をしたくなるテクニックをいくつか紹介していきたいと思います。
どれもなるべく簡単なものを紹介しますので取り入れて会話を行ってみてください。
バックトラッキング
バックトラッキングと似たようなテクニックで「ミラーリング」がありますが、簡単にいうと「鏡写し」の様に相手の行動を真似をするテクニックですが正直いって難易度は結構高めです。
実は「バックトラッキング」も「ミラーリング」は相手に気づかれずに行う事が必要です。
「ミラーリング」は慣れていないとぎこちなさが出てしまい、相手に気づかれる可能性が高いです。ちなみに相手に気づかれると「不快な気持にさせる」か「テクニックを使っている事がばれる」前者の方も結構ダメージがありますが、後者の方は今後、「かなり警戒」される可能性があります。
実際、心理学を知っている人は「ミラーリング」を"自然"に行ったり相手が自分と同じ動作が増えることで相手との距離を確かめたりしています。
どちらにしても難易度は高めで始めのうちはぎこちなさが出てしまいそうなのでおススメしません。
それに比べて「バックトラッキング(オウム返し)」は相手を真似る点では似てますが難易度はグッと下がります。
例えば
相手が「好きな食べ物はカレーだよ。」
って答えが返ってきたとして
あなた「好きな食べ物はカレーなんだ!!何カレーが好きとかあるの?」
みたいに相手の使っているワードを入れて会話するテクニックです。
ちょっと簡単に思えませんか?
でもその効果は期待できます。
あなたが話を聴いていると強く感じることができるので、話している相手は安心感や好感を抱いてくれやすくなります。
相手が使っているワードを取り入れて会話するだけでも効果を感じれると思いますが、さらに一歩進んだ「バックトラッキング」は
喜怒哀楽(感情)の部分をオウム返しすることです。
例えば
「キツかった」
「美味しい」
「すごくイライラした」
などの感情を表すワードが出たら
「それは、キツかったね。」
「そんなに美味しいの?」
「すごくイライラしたって相手の言動に?それとも行動に?」
みたいな感じです。相手が感情を表すワードが出たらなるべくオウム返しできる様にしましょう。相手はあなたの事を「私の事を理解してくれる相手」として恋愛に発展していく可能性が高まります。
注意点としては、「そのままワードを使う」ってところです。
どういう事かというと
あいて「昨日の夜から、クーラーが調子わるくてなかなか眠れないよ」
あなた「エアコンが調子悪いの?今の時期にエアコン壊れるとキツイね」
他にも
あいて「いろんなことにチャレンジしていきたい!」
あなた「いろんなことに挑戦していく事がすごいと思うよ」
伝えたいことが同じでも言い換えてしまうと「バックトラッキング」の効果を十分に得る事はできません。小さなことかと思うかもしれませんが、この少しの積み重ねで相手が「安心」して会話を続けてくれます。
大袈裟になにもかもオウム返しをしているとさすがにあいても気付いてしまいますので始めのうちはあなたが気になったワードだけでも返していく事が良いでしょう。
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションも大事だよ。
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションって言葉を聞いたことはありますか?
すご~ぉく簡単に言うと「言葉以外全部」です。
なぜこのノンバーバル(非言語)コミュニケーションが大切かというと1971年にアルバート・メラビアンという心理学者が提唱した、人と人がコミュニケーションのおいて言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%で影響があると言われています。
メラビアンの法則なんて言われていますが
この結果から解る事は
視覚からの情報が一番、印象に残る
ってこと
しかし、この実験結果はよく誤解されていますが「非言語コミュニケーションが何より大切」というのは特殊な環境下で実験した結果なので、言語コミュニケーションを軽視して良いということではありません。
メラビアンの法則が実際の会話にそのまま当てはまるのは難しいとしても視覚からの情報はかなりのウェイトで相手を印象付ける判断材料になっています。
「愛されキャラ」はリアクションがデカいという事はなんとなく理解できますよね?
好意をもってもらいたい相手の会話はいつもよりリアクションをオーバー気味にしてあげたほうが相手もノリノリで会話してくれます。
鼻毛とか出てない!?
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションの所でもお伝えしましたが、人の人とのコミュニケーションは"視覚"からの情報はかなり重要です。
ですので、見た目には十分に気を遣うことを強くおススメします。
最近ではYouTubeなどで男性向けのスキンケアなどを紹介している配信者さんやファッションについての動画など「見た目」を向上させる為の情報は沢山あります。
ちょっとご自身の「見た目」に自信が無い方はできる範囲で改善をしましょう。「見た目」を少し変えるだけでも好印象を抱いてくれるので、もしファッション等に興味がなくても"定番"のアイテムだけでも持っていた方がいいですよ。
おススメの動画
30~40代ぐらいをターゲットに比較的リーズナブルな定番アイテムの選ぶ時のポイントなどを紹介してくれています。
とりあえずファッションの事を今まで気にしてこなかった方は色々、勉強になると思いますよ。
リョータのイケメン製作所さんはかなり有名なのでご存知のかたもいらっしゃると思いますが、まだの方はぜひ、チャックしてくださいね。
しかし、
「どうしてもファッションに興味がもてない!」
そんな方もなかにはいらっしゃると思います。
そういった方には最近は色んなサービスもありますのでそちらを頼ってみてもいいかも知れませんね。
まずは危ない橋を渡っちゃダメ!
相手の状況よっては、話かけて欲しくないタイミングがあります。
そんな事をわざわざ伝えなくても理解している事だとおもいますが、人によっては"コミュニケーションが凄く苦手な"女性もいますよね。
そんな相手とコミュニケーションをとる場合は、注意がかなり必要です。
このタイプとの距離感を掴むには思った以上に大変です。ある程度の話で切り上げて相手からの会話を待ってあげた方がいいでしょう。
タイミングによっては良い結果が得れない場合もあると思います。
しかし、このタイプの女性と仲良くなりたいと思う方は、ある程度の距離感を保ちながら決して焦らず徐々に仲良くなってタイミングをみて一気に距離を縮ませる感じです。
その方法はまた別の機会にお伝えしますが、慣れないうちにこのタイプの女性とコミュニケーションをとるとそっけない態度をとられてしまい自信がなくなってしまいかねません。
ですので、初めのうちはあなたが緊張しない相手、家族や友人などで慣れてみてくださいね。
まとめ
初対面の人との会話は誰であっても緊張してしまうものです。
相手の立場や環境、ましては相手が自分の好みのタイプだとしたら
「失敗したくない」
「つまらない男って思われたくない」
みたいな感情に囚われてしまって結局、話しかけれないままになりますよね。
記事の冒頭でも書きましたが僕自身も、人とのコミュニケーションは本当に苦手でした。
その状況を変えるには「少しの度胸とコミュニケーションスキル」だとおもいます。
最初は上手くいかない事もあると思いますが、あきらめずに頑張ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。