物事をマイナスに考えてしまう事は決して悪い事だけではないのですが、行き過ぎたマイナス思考は心の病になったりと様々な弊害の可能性があります。
マイナス思考を改善する事は心身ともに健康で活き活きとした生活をおくるためには必要な事だと考えられます。
先にお伝えしますと物事に対してマイナスな感情を抱いてしまう事はあなたの「経験」がそうさせています。
根本的な改善は日々の経験を変えていく事が必要です。
マイナス思考になる原因と改善方法を書きましたので少しでも気になった方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

目次
マイナス思考になると
マイナス思考になると、物事を否定的に見える傾向が強くなり、自分自身や周囲の人、環境に対してネガティブにとらえてしまいます。具体的には、以下の症状が現れます。
ストレスがたまる
マイナス思考に陥るとストレスを常に感じている状態になります。ストレスがたまると身体的・精神的に様々な影響が表れてしまいます。
具体的にはイライラや集中力の低下、食欲低下、不眠などの身体的・精神的な症状が現れます。
自己肯定感の低下
自己肯定感が低下すると、ちょっした失敗などで必要以上に自分の事が許せなくなったり、不安を感じやすくなりコミュニケーションに不安や孤独感が高まります。また、ストレスを感じることが多くなり同様に身体的・精神的に症状が現れます。
対人関係の悪化
マイナス思考になると対人関係の悪化を招く可能性があります。周囲の人の何気ない会話も批判的にとらえたり、自分自身に自信を持てなくて自己表現が苦手になり、コミュニケーションがうまくとれなくなります。
行動力がなくなる
自分自身の信頼感が低下し、何をやってもうまくいかないと思い込んでしまいます。また、自分自身に対して厳しい評価をしてしまいがちで、モチベ―ションを維持する事も困難になってしまいます。
以上のように、マイナス思考に陥ると過度のストレスや自己肯定感の低下、人間関係の悪化、行動力の低下などがあります。
これらの症状が長期化すると、うつ病や不安障害などの精神疾患を引き起こすこともあります。
そのため積極的にポジティブな思考に切り替えていくことが重要です。
マイナス思考になる原因はなに!?
マイナス思考になる原因は、様々なものがありますがいくつか例をあげると、
- 過去に失敗やトラウマを経験した場合、それが心に残り未来に対して不安や不信感を抱きやすくなります。
- ニュースやSNSなどのメディアでネガティブな情報を受ける取る事でマイナスな感情を抱きやすいです。
- 身体的な健康状態(睡眠不足や運動不足、栄養バランスの偏りなど)身体的に問題がある場合もマイナス思考に陥る原因のひとつです。
- 周囲にマイナス思考な人がいたり、ストレスやプレッシャーを感じる家庭環境や職場などの環境の影響で自分自身の考え方にも悪い影響を与えたりします。
このようにマイナス思考に陥る原因はたくさんあります。現代社会においてストレスや不安が日常的なものになり、誰しもがマイナス思考に陥る可能性があります。
スプラリミナル知覚
スプラリミナル知覚とは人が意識的には、認知できないような非常に短い時間や非常に弱い刺激を与えることで、その後の行動や感情に影響を与えるという現象の事で、解りやすくいうと「無意識に見聞きした情報や経験であなたの行動や感情が変わる」ってことです。
マイナス思考に陥る時は、個人差はありますが無意識に得た情報や経験によって引き起こしてる可能性があります。
過度な情報は危険
今の時代は簡単に多くの情報が手に入ります。まったく情報を遮断するのは、現実的ではありません。しかしながら、必要以上にマイナスの情報に触れているとそれが原因でマイナス思考に陥ったりします。
例えば、ネット上のニュースやSNSなどで、社会問題の記事や災害、犯罪、書き込みなどのネガティブな情報は先にお話ししたスプラリミナル知覚の影響もあり無意識のうちにストレスを溜めてしまう事もあります。
特に気をつけたいのが家族や職場や友人そして恋人など身近な人から聞くネガティブな情報はあなたが信頼している相手ほどダイレクトに無意識領域を刺激し、うけるストレスは大きいものとなります。
そういう理由で自分自身の精神衛生を守るためには、必要以上のネガティブの情報はなるべく避けることが重要です。
克服方法は!?

マイナス思考を克服する方法はネガティブな情報にさらされる「経験」を少なくすることが効果的です。
しかし、完全にネガティブな情報を避けて生活を行うことはかなり難しい事だと思います。
ですのでストレスを軽減できる趣味や習慣などが大事なります。
おすすめのストレスの軽減に期待できる具体的な趣味や習慣は以下のようなものがあります。
瞑想をしてみる
ストレスの軽減で代表的な習慣は「瞑想」です。
その効果は馬鹿に出来ないものでAppleで有名な「スティーブ・ジョブズ」も瞑想を日常に積極的に取り入れていたのが知られています。
瞑想をすることによってストレスの軽減以外にも
- 集中力の向上
- 自己認識の向上
- 睡眠の質の向上
などがあります。しかし、個人差があるので効果が出るまでの時間は異なります。
習慣に取り入れようとお考えの方は、始めのうちは少ない時間でもいいので続けることを意識してください。
運動をしてみる
運動もストレス軽減に効果的だといわれています。
その具体的な理由としましては、コルチゾールというストレスホルモンの一種が減少して、ストレスからの回復力が高めたり、快楽ホルモンの脳内にエンドルフィン(ストレス軽減やリラックスに効果があるとされてます)の分泌など運動をすることによって得られる効果は沢山あります。
瞑想と同様に続けることを意識して始めのうちは無理のない程度しましょう。
キャンプをする
キャンプもストレス軽減に非常に効果的な趣味の一つです。
数年前に「デジタルデトックス」が少し流行りましたがデジタル機器と少し距離を置くことはマイナス思考を改善するには非常に効果的です。自然と触れ合うことでリラックス効果やストレス発散になります。
しかしながら、キャンプの道具をそろえるには、それなりの費用がかかります。最近では、そういったキャンプ初心者にも嬉しいレンタルを行ってる会社もありますので、初めのうちは日帰りでもいいので楽しむことを意識してみてください。
まとめ
マイナス思考に陥るとなかなか他人に理解してもらう事は難しいです。相手の何気ない言葉にも過剰に反応してしまいそれが原因でふさぎ込むようになり「負のスパイラル」なってしまいます。
ある程度のストレスはいい結果に繋がる事もあるらしいのですが、自分自身がため込んでいるストレスは目には見えないので、やはり定期的な「ガス抜き」は必要だと思います。
ご紹介した改善方法以外や他にもあなたにあった改善方法を見つけて、自身の人生をより良いものにしていって下さい。