こんばんわ!
たなかです。
女性が特定の特定の男性を追いかけたくなる理由は何だと思いますか?
意外かも知れませんが、それは単なる外見やステータスだけによるものだけではありません。
心理的な要素が大きく関わっている可能性が高いです。
この記事では人が興味を抱きやすくする心理テクニック「カリギュラ効果」という心理学の概念を使って、女性が追いかけたくなる男性になる方法を解説します。
目次
カリギュラ効果とは?
カリギュラ効果とは、禁止されることで逆にその対象に対する興味が増す心理現象のことです。
この効果は、1979年の映画『カリギュラ』に由来しています。
この映画は、公開前に多くのシーンが検閲され、禁止されたことで逆に人々の関心を引き、話題となりました。
このように、何かを禁止されると、その対象に対する興味が増すという現象がカリギュラ効果です。
恋愛における一般的なカリギュラ効果の使い方とその限界
恋愛においてもカリギュラ効果は有効です。
例えば
「そんなに簡単に会える相手だと思わせない」
「連絡を突然とらなくなる」
など「お預け」をすることで、相手の興味を引くことができます。
また、恋愛だけではなくカリギュラ効果は日常生活のさまざま場面で見られます。
長時間並んで食べるラーメンや、なかなか手に入らない限定などがその一例です。
この現象は以前の記事でお伝えした「希少性の原理」など心理テクニックなどと重なる部分もありますが「お預け」されることでさらに欲しくなるという点では「カリギュラ効果」も働いているといえます。
これらのシチュエーションでは、手に入れる事が難しいと感じることで、その対象に対する興味や関心が増します。
しかも、この効果は強力で「解っていても欲しくなってしまう」効果といわれています。
しかし、これだけを知っていても「カリギュラ効果」を上手に働かせるには不十分だと言えます。
詳しくは後から説明しますが、単に「お預け」するだけでは、相手の興味を引き続けることは難しいのです。
この記事では、より本能にアプローチするカリギュラ効果ついて紹介します。
心理的リアクタンス
カリギュラ効果と似た心理テクニックで「心理的リアクタンス」というものがあります。
これは、アメリカの心理学者ジャック・ブレームが1966年に提唱した心理学理論の1つです。
心理的リアクタンスとは、自分の自由が制限・強制をされたと感じた時に起きる反抗・反発的な感情が生じる現象のことを指します。
例えば、
子供が「触っちゃだめ!」と言われると、逆にその物に触りたくなるのもこの心理的リアクタンスの一例です。
人は誰しも、自分の自由を大切にしたいと考えます。何かを禁止されると、その禁止されたものに対して強い興味を抱くのは、この自由を奪われたくないという本能的な欲求が働いているからです。
恋愛でも周りに「禁止されている男」や「ダメだと感じている男」に興味が増していくのは、この効果が働いている可能性が高いというわけです。
自己効力感とカリギュラ効果
自己効力感とは、自分が何か達成できるという感覚のことです。
これは、心理学者アルバート・バンチュラーによって提唱された概念で、自己効力感が高い人は、自分の能力を信じ、困難な状況でも積極的に挑戦する傾向があります。恋愛においても、この自己効力感は重要な役割を果たします。
命令されたら反発する心理現象との関連
この自己効力感が高い人は、他人から命令されると反発する傾向にあります。
これは、自分の自由を奪われたくないという心理的リアクタンスと関連しています。
例えば、「あの人と付き合ってはいけない」と言われると、逆にその人に興味が増すことがあります。
そして、これは自己効力感が高い人ほど強く感じる傾向があります。
かアリギュラ効果と自己効力感の関係
これらのことからカリギュラ効果と自己効力感は密接に関連していることがご理解いただけたと思います。
禁止されることで興味が増すカリギュラ効果のプロセスは、自己効力感が高い人にとって特に強力に働きます。
これは、自分の自由を奪われたくないという欲求が強い人ほど、禁止されてた対象に対する興味が増し、その対象を手に入れたいと気持ちが強くなるのです。
カリギュラ効果の発動条件
女性から追いかけたくなる男になるために有効なカリギュラ効果ですが、上手に使うためには発動させるための前提条件があります。
ポイントをしっかり押さえておきましょう。
カリギュラ効果を効果的に使うためには、相手がある程度自分自身に興味や関心を持っていることが前提になります。
なぜなら、全く興味のない相手に「お預け」や「禁止」されても、何も感じないからです。
例えば、初対面の相手に「この人とは付き合っちゃいけない」と言われても、特に気にすることもないでしょう。
そればかりか「痛いヤツ」などと影で笑われてしまうかもしれません。
自分は大丈夫だと思われるかもしれませんが結構やらかしてしまっている男性います。
恐らく「あせり」からくるものなのか自分のことを「とにかく特別な存在」とアピールしています。
そういう男性はまだ関係性が不十分な状態でカリギュラ効果を狙った「お預け」や「禁止」をしたりします。
これでは、上手く発動しなくて当然の結果です。
ですので、貴重な時間を使ってこの記事を読んでくださっているあなたのはカリギュラ効果を十分に感じていただいて欲しいので、焦らずまずは、関係性を築いてから徐々に行っていきましょう。
特に強力にカリギュラ効果が発動しやすいのは、周囲の人から「あの人は付き合っちゃいけない」など禁止されるときです。
この禁止される理由が「毎回、違う女性いる」「遊んでる」みたいな「モテ」に関してなら、カリギュラ効果が期待できます。さらに自己効力感が高い女性は「追いかけたくなる男性」と強く作用されるわけです。
まさに「モテる男がもっとモテる」という理由は1つはこういった理由です。
カリギュラ効果を使ったアプローチ方法
カリギュラ効果を本能にアプローチするためには、まず相手に興味を持たせる「種を撒く」作業が重要です。
そして種を撒きちゃんと育つには、栄養のある土壌が必要です。
ですので、何度もお伝えしますが、先ずは相手の関係を良好なものしておきましょう。
会話力に不安がある方は合わせてこちらの記事もどうぞ!
しっかりと関係を構築できたら、興味をもたせる「種を撒く」作業に取り掛かってください。
その後に、少し距離を置いたり、手に入れる事が難しいと感じさせたりとカリギュラ効果を上手に使い「種」を育てていきましょう。
この流れを上手く活用することで、相手の興味を引きつ続けることができます。
アプローチ方法の具体例
例えば、相手に対して魅力的な一面(歌、スポーツ、ちょっとした気遣い、優しさなど)を見せて興味を引きます。その後、少しでも興味を持ってくれたと感じてから、ちょっと距離を置いてみたり、連絡している相手なら控えるようにします。
ここでの注意点としてはたまには優しくするようにしましょう。
そんなに大げさなことはしなくてはいいです。例えば目が合った時に笑顔になる程度でもかまわないです。
そういった付かず離れずの距離を保ち「もっと知りたい」「もっと近づきたい」と思わせるのです。
さらに「お預け」や「禁止」のカリギュラ効果を発動させます。
これにより、相手の興味を引き続けることができます。
そんなこと言っても相手に魅力的な一面を見てもらう事が難しいと感じる方のために、もう一つの方法をお伝えします。
その方法は相手に対して「特別な存在」になることです。
例えば、他の知らない一面を聴いたり、特別な時間を共有することで、相手に特別な感情を抱かせます。
その後に、カリギュラ効果を発動させていく方法です。
どちらにしてもある程度の会話力が必要になるので、まだ自信がない方は、そちらの方から頑張ってみてください。
まとめ
この記事では、カリギュラ効果を使って女性が追いかけたくなる男性になるための方法解説しました。
カリギュラ効果とは、禁止されることで逆にその対象に対する興味が増す心理現象のことです。
恋愛においても、この効果を上手く活用することで、相手の興味を引き続けることができます。
カリギュラ効果を十分に感じるには、先ずは相手との距離を縮める必要があることをお伝えしてきました。
これらのポイントを実践していくことで、あなたも「追いかけたくなる男性」になれることでしょう。
カリギュラ効果を上手く活用して、恋愛を成功させてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。